2019年7月12日から28日にかけて、韓国・光州で世界水泳選手権2019が行われます。
その代表選考会の50m自由形準決勝で復活とも言える泳ぎを見せつけた塩浦慎理選手。
塩浦慎理選手といえば独特のモヒカンヘアーが特徴で一度見たら、忘れられないインパクトがある選手ですよね。
今回はそんな塩浦慎理選手の高校や実績・経歴そしてモヒカンにした理由について見ていきたいと思います。
題して「競泳の塩浦慎理の高校や実績・経歴!髪型をモヒカンにした理由は?」です。
競泳の塩浦慎理の高校や実績・経歴!
まずはじめに塩浦慎理選手の簡単なプロフィールを紹介します。
塩浦 慎理(しおうら しんり)
・1991年11月26日(27歳)
・神奈川県伊勢原市出身
・身長188cm
・体重89kg
・種目:自由形
・所属:イトマン東進
塩浦慎理選手は2歳で水泳を始め、イトマンスイミングスクール新百合ヶ丘校に入門します。
学歴は伊勢原市立山王中学校を卒業して湘南工科大学附属高等学校に進学。
高校3年の時には全国高等学校総合体育大会で50m・100m自由形で優勝し、さらに全国JOCジュニアオリンピックカップで高校生初の50秒を切る49秒85で優勝します。
高校生初というのがすごいですね!
高校生の時に早くも短距離界に歴史を作ります。
2010年中央大学に進学。
2011年夏季ユニバーシアードに出場し、50m・100m自由形で3位になり男子4×100mメドレーリレーではアンカーとして出場しても見事に金メダルを獲得します。
この活躍によりロンドンオリンピックへの出場が期待されますが、2012年3月に左人差し指を骨折してしまい左手の握力が大幅に落ちるという状況になってしまうんです。
ロンドンオリンピック代表選考会では骨折の影響が原因で本来の力が発揮できず、50m・100mともに3位と悔しい結果でロンドンオリンピック出場を逃してしまいます。
ケガがあったのに3位というのはすごいと思いますが、塩浦慎理選手は精神的にかなり疲労してしまい、少しの間水泳から距離を置いたそうです。
ケガが原因で自分の本来の力が発揮できなかったことが1番悔しかったんでしょうね。
ただその後は周囲の期待や周りの人の支えで再起することを決めます。
2013年の日本選手権水泳競技大会では50m自由形で22秒03の日本新記録を樹立し、世界選手権代表に選出されます。
まさに塩浦慎理選手の復活ですね!
ロンドンオリンピック代表選考会での悔しさを晴らすことが出来たのではないでしょうか。
2013年世界水泳選手権では100mの準決勝で48秒51を出しますが10位になったため決勝進出は逃してしまいます。
最終日の4×100mメドレーリレー決勝ではアンカーで出場し4位に入りますが、1位のアメリカが失格となったため繰り上がりで3位になり見事に銅メダルを獲得します。
そして2014年には遂に50m自由形で日本人初の21秒台を記録するという快挙を達成。
2016年日本選手権の100m自由形では中村克選手とともに日本新記録を更新し、念願のリオオリンピック出場を勝ち取ったのです。
日本の短距離界期待の選手と言われるのがわかりますよね。
数々の日本新記録を更新して、もはや競泳の短距離界を引っ張て行く存在ですよね。
・リオオリンピック50m自由形16位
・リオオリンピック100m自由形27位
2019年の世界水泳選手権の選考会では50m自由形で21秒67という素晴らしい日本新記録を樹立します。
2018年に喉の病気が原因で入院し、手術している塩浦慎理選手のまさに復活の泳ぎと言えますね。
逆境のたびに強くなる塩浦慎理選手の世界水泳選手権2019や東京オリンピックでの活躍が期待されます。
続いてそんな塩浦慎理選手のトレードマークのモヒカンヘアーにした理由について見ていきたいと思います。
塩浦慎理が髪型をモヒカンにした理由は?
塩浦慎理選手といえばモヒカンヘアーがとても印象的ですが、モヒカンにした理由はファンの方に名前を覚えてもらうためだったそうです。
すごい意外ですよね。
おしゃれでモヒカンにしていると思っていましたが、名前を覚えてもらうためだったんですね。
競技だけでなく見せ方まで意識しているんなんてアイドルみたいでおもしろいです。
ただ、あまりにモヒカンの印象が強すぎて名前ではなく「モヒカンの選手」「モヒカンの人」になってしまったんだとか。
しかもそのせいでモヒカンをやめるタイミングを失ってしまったそうです。
塩浦慎理選手にはぜひこのままモヒカンを続けてもらって、世界水泳選手権2019や東京オリンピックで活躍して世界の人に覚えてもらいたいですね。
まとめ
今回は「競泳の塩浦慎理の高校や実績・経歴!髪型をモヒカンにした理由は?」ということで見てきましたが、いかがだったでしょうか。
ケガなど病気を乗り越えて50m自由形で日本記録を更新し続ける姿は、カッコイイですね。
日本短距離界の期待の選手と言われる理由がわかります。
また塩浦慎理選手のモヒカンの理由はファンの方に名前を覚えてもらうためでした。
とてもファンの方を大切にしていることがわかるエピソードですよね。
ぜひ世界水泳選手権2019や東京オリンピックでは世界の人に名前を覚えてもらえるような活躍を期待したいと思います。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。